今を見つめて未来を夢見て 今を見つめて未来を夢見て

2025 はなぶさレター 2月

皆さんはこんなことを思ったことはないでしょうか?我が家の子育てはあっているのかな?よそのお家はどんな風に育てているのだろう?私も子育て真っ最中の時はいつもそんな思いに振り回されてブレブレだったような気もします。ということで、今回は我が家の子育てをお話ししましょう。我が家には4人の子どもがおりますが、上の三人は歳が近く長男と年子で長女、二つ離して次女、未は長男と一回り違う次男という構成です。もう次男に関しては孫の感覚もあるので、専ら上三人の子育てが私の奮闘期と言ってもいいと思います。振り返ってみるといつもいつも怒ってばかりだった様な気がします。
さて、我が家には家訓があります。もともといつの時代なの?というようなところも多い我が家ですが、家訓は『卑怯なことはするな!』 これはいつもいつも話し、諭し、叱りを繰り返す中、毎回出てくる言葉です。中学生くらいになると、「だんだんとウソが上手になり親をも騙せるようになるだろう。でも、自分自身だけはわかっているよね。自分に卑怯なことはするな」と言い続けました。自分も含めそんな仙人みたいには生きられないのは百も承知ですが、何か自分自身の中で選択をするときに、自分に正直に向き合い、あとで後悔することのないよう自分を見つめて欲しいと思っています。ともすると今の世の中は、自分だけが良ければよいというような風潮ですが、本当にそれで幸せなのかを自分自身に問うてもらいたいと願っています。
そして、本当に良いのかと悩みながらも突き通したことが、①挨拶をする ②漫画、ゲームは禁止 ③靴は踏まない ④目上の人に敬語を使う(親も含め) ⑤行きの電車は座らない。ゲームと電車に関しては徹底できたように思いますが、漫画は・・・きっと隠れて友達の家で読んでいたかもしれませんね。この掟(!)は家に遊びにくる子たちにも適応されます!ですから、容赦なく私に怒られる子もいましたが、だんだんとゲームではなく庭で鬼ごっこやソーラン節を踊ったり、時にはビデオカメラで映画(?!)を撮影したりしていました。長男の友達が毎日のように遊びに来ていましたが、私がいるときは一緒に恋バナで盛り上がったり将来の話をしたり・・・その子たちが卒業式の朝、我が家に集合してから学校へ向かったあの後姿が忘れられません。小さい子もいましたが170センチ近くある子たちもいて、スーツ姿で遠ざかっていく子どもたちの逞しさ・・・なんでゲームや漫画がだめなのか・・・紙面が足りませんので、もしお聞きになりたい方は私を捕まえてくださいね。いつでも子育て失敗談をお話しします。
よその家はどうしているのだろうとか、何が正解なのだろうとか不安になるかもしれませんが、一生懸命子どものことを考える子育てならすべてが子どもに伝わって(時間はかかりますが)ちゃんと花開く時がきます!どうぞたくさん悩んで、たくさん楽しんでください!!