今を見つめて未来を夢見て 今を見つめて未来を夢見て

2024 はなぶさレター 12月

発表会が12月14日に行われますが、子どもたちのボルテージは日に日に上がってきています。満3歳児、年少、年中と学年が上がるごとに『自分たちの発表会』という意識が強くなり、年長は大人も目を見張るほどになります。
英幼稚園は行事が派手などと言われますが(笑)これを私たちは誉め言葉と捉えています。なぜなら、先生が頑張ってやらせているというより、子どもたちの意識がどんどん変わり自分のものとして表現し始め、日々友達と刺激し合いながら成長した先の発表会本番の演技となるからです。やらされるだけであんなに生き生きと表現できるでしょうか?保護者の方々も、お家に帰ってからの子どものつぶやきや行動が、毎日変わっていくのを感じる方も多いと思います。満3歳児と年少は、みんなで踊ることを楽しみながら、ちょっとドキドキしながら可愛い踊りを披露してくれると思います。年中になると、劇の内容を理解し、役になり切って演技します。身体を使って表現することや、みんなで合わせる難しさなどを感じながら、それでも楽しみながら頑張ります。年長は外遊びに向かう廊下でさえ、みんなで歌を歌ってしまうほどです。私たちは当日までの頑張りを照明・小道具・衣装などで、子どもたちの気持ちをぐっと本物に近づけてあげるお手伝いをしているだけなのですが、本人たちは真剣そのもの!!触れると火傷しそうなほどののめり込みようです。「先生、今日は練習しないの?」「衣装はどうなってんの?」などと言われているようで、職員室でもそんな話で笑顔が咲いています。なり切ることの大切さや表現することの気持ち良さ、友達と協同する難しさと気持ち良さなどたくさんの気持ちを味わいながら大好きな家族に見せるために頑張っています。巷では「親に見せるために頑張るのはナンセンス」と考える保育もあるようですが、私たちはそう考えていません。楽しみながら、頑張りながら一つのもの作り上げ、それを見せることでたくさんの応援や賛辞をいただくことが子どもにとってどんなに自信につながることか・・・そして、そんな子どもたちの成長がどんなに家族の喜びにつながるのか・・・大事なのは簡単に手に入るのではなく、そこに様々な葛藤や工夫などプラスでもマイナスでもその感情が子どもたちを育てる糧になると思うからです。そこには、必ず先生が見守っていますので、もし子どもたちが家で何かをつぶやいたら何でもご相談ください。子どもたちの大好きな発表会。そんな子どもたちの姿を見られる私たちにとっても大好きな発表会。どうぞ、ご家族皆さまで楽しみ、大きな大きな拍手をお願いします。最後には英恒例、職員プレゼンツもあります。ダンスが苦手な先生も事務もバス運転手もみんな一緒に!今年度は健先生監修の第一回目の職員プレゼンツを踊ります。26歳から58歳までのダンスをどうぞお楽しみください。
発表会が終わると、餅つき大会で一年を締めくくります。暖かい日差しの青空の下で餅つきが出来たらと願っています。
この一年もご理解ご協力をいただきありがとうございました。