今を見つめて未来を夢見て 今を見つめて未来を夢見て

2024 はなぶさレター 10月

暑かった9月でしたが、今週から急に涼しくなりあっという間に秋の気配が漂い始めました。さあ、もうすぐ運動会です!子どもたちは走り、踊り、楽しみながら(時には我慢もしながら)練習に参加しています。今年度の年長組は『hanabusaソーラン』に挑戦します。ある日、中学校からもソーランの曲が・・・。早速先生たちは中学校に連絡し、実際に見せていただけることに!子どもたちはダイナミックでカッコいいソーランを見て大興奮!おまけに応援団長(英の卒園児でした!)が子どもたちに「ふれ~ふれ~はなぶさ!」とエールを送ってくれてとても嬉しそうでした。快く許可してくださった中学校の先生方に感謝し、小・中学校と連携しながら教育していく大切さを改めて考えた一日でした。「やらされている」が「やりたい」に変わるためには起爆剤となるものが必要です。それが憧れだったり、友達との心の交流だったり・・・この連携も起爆剤になりました。
最近の保育界は「自主性」「主体性」の名のもとに、行事はなくなる傾向もしくは簡単な練習でもできるものへと変わってきています。しかし、英幼稚園ではじっくりと練習したり挑戦したりする中での心の変化を大切にしたいと思っていますし、それこそが教育なのだと信じて保育をしています。「勝っても負けても楽しければよい」ではなく負けたら悔しい⇒どうしたら勝てるだろう⇒こんな練習をしたら⇒友達が応援してくれている⇒もう一度頑張ろう!という過程での葛藤や思考、友達となら乗り越えられるという自信などが育ってくれることを願っています。ですから、先生も子どもも真剣!!いや、真剣になるよう様々な起爆剤を用意して日々過ごしています。発達段階により、起爆剤に反応する子もしない子もいるのがこの年齢の特性ですが、手を変え品を変え少しでも成長の糧になるよう職員室では学年を越えた話し合いが続いています。年少・どんぐり組は参加することが第一歩ですが、その中でも順番を待ったり、走ること、踊ることが楽しいと思ってもらえるよう日々悪戦苦闘しています。年少組の徒競走はカーブも上手に走れるようになりました。また、何と言っても遊戯がとてもかわいいので楽しみにしていてください!年中組は勝敗にもこだわりはじめ、徒競走や玉入れではクラス毎に秘密の練習をしたり、ルールを理解できるよう時間をかけて取り組んでいます。親子競技ではお父さんお母さんの腕力・表現力も試されそうですよ。ダンスはとても楽しそうで、最後の退場までお見逃しなく!年長組は挑戦は多岐に渡り、協同性を必要とされるものも多く、自ら考え行動できるよう援助しています。なんといってもクラス対抗リレーは英幼稚園の名物!!初めは負けても平気な顔をしていた子どもたちも、今ではとても悔しいと感じ、泣く子も出るほどです。今年度は力が拮抗していて、どのクラスも1位の可能性があり熱い戦いとなるはずです!子どもの本気をご覧ください!応援は声がかれ、手が真っ赤になるくらいお願いします!そして、父母職員リレーでは大人の本気も見せてください!あと数クラスの選手が足りていません。お待ちしています!ということで、運動会は家族みんなで楽しみ、たくさんの拍手と賛辞をお願いします。エイ!エイ!オ~!!